【体験談】潰瘍性大腸炎で入院する② ~紹介先の病院~

体験談

そして、先日トラウマになったばかりの大腸カメラを3日後にやることになった。
数日前に別の病院でやっていたが、経過観察をする必要があるというのだから仕方がない。

マジかぁ・・・アレは週2のペースでやるもんじゃないだろ~(´;ω;`)

それまではのんきに個室に浮かれていたが、前回トラウマになった内視鏡の再検査の予定で現実に戻ってきた私は、LINEで病室の写真を送るついでに、思わず妻に愚痴ってしまった。
妻には着替えを明後日持ってきてもらうことになっていた。
子育てで大変な上に入院中の旦那の世話や愚痴の相手までしないといけない心中は、今となっても察するに余りある。
幸いなのは、今住んでいるところは病院からは歩いても行ける距離であることと、妻の実家が電車で10数分のところにあり、ご両親には入院前から何かと手助けをしてもらえることだ。
とにかく、心配事は尽きないが、自分にできることは、1日でも早く退院できるように全力を尽くすことだろう。

やるしかない!めっちゃイヤだけど

入院生活が開始してから、しばらくは食事をとらず、点滴だけでの生活となる。
四六時中、腕に針が刺さっているのは、結局退院するまで慣れることはなかった。
トイレなどはスタンドをガラガラして向かうが、絡まらないか気を遣うし、看護師さんは大丈夫だと言ってくれていたが、寝ているときに寝返りをして針が変に刺さったり、抜けたりしないか心配で、あまり眠れなかった。
食事や水分をとらなくても喉も乾かず空腹にならないのはなんだか不思議な感じがする。
それでも多少は小腹がすいているような気もするのだが、それは栄養補給を点滴で済ませている影響なのか、ただ単に、普段食べ過ぎていただけでこれが適切なカロリーなのかは、正直判断がつかない。

ちゃんとトイレにも行きたくなるのだが、トイレに行った時間と便の様子は、記録を取って後で報告することになっており、治療の効果を確認する大事な作業だ。
別に忙しくはないが、それなりにすることがあるのは、暇よりは良いことだと思う。

大腸検査前日に、妻から荷物を受け取った。
当時コロナ禍につき、原則家族でも面談は不可。
荷物は受付を通して渡されることになっているため、妻や子どもたちに会えないのはとても残念だ。
一応、LINE電話で顔は見られるのだが、やはり直接会いたい。
荷物の中に手書きの激励のメモを見つける。
こういうのは素直に嬉しい。

単純だが、「明日は頑張ろう!」と思えた。

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